リトファン(Lithophane)とは
リトファン
リトファンと言われてピンとくる方は、あまりいないとかと思います。
なので今回は、少しリトファンに関して解説させていただきます。
説明
日本語で透かし彫刻、簡単には「透かし絵」といった意味です。
リトファンは薄い材料である必要があり、厚さを変えることにより透過する光を調整することができます。
それによりさまざまなコントラストが作成され、背面から光を受けたとき非常にリアルで美しい絵が浮かび上がります。
写真や絵画とはまた違った温かく印象的でノスタルジックな美しいイメージになります。
Lithophaneという言葉は、ギリシャ語のLithosに由来します。これは「石・岩」を意味するLithosと「出現させる」を意味するphaineinからきています。それらの意味から「石の光」「石の中に現れる」という意味になったようです。
実際は、石や石製品ではなく磁器で作られていました。
現在は、陶器またはプラスチックで作成されています。
歴史
その歴史は古く1820年代にフランス、ドイツ、イギリスで同時に初めて生産されました。
そしてそのヨーロッパで作成されたリトファンの着想は、元々千年近く前の唐王朝の中国からもたらされたと言われています。
当時のヨーロッパのリトファンは、陶器に装飾したものでした。
職人はまず、バックライトをつけた小さな道具を使用してワックスに掘り込みをしていきます。
次に石膏型を作成。そして金型から磁器の原型を作成。最後に磁器が乾燥したら釜に入れて焼いて完成という手順だったようです。
現在のリトファン
最近では、CNCマシンと3Dプリントを使用してリソファンが作られています。
白黒写真の色合いを凹凸の高さに変換し出力します。
背面にカラーの透明フィルムを張ることによりカラーのリソファンを作ることもできるようになりました。
(リソファンの厚さ分、色が減衰してしまうのでハッキリした色は表現できず薄めに表示されます)
ギフト例
2004年にディズニーランドで行われたホーンテッドマンションホリデーイベントの参加者にリトファンのランプが贈られました。
ディズニーランドのホーンテッドマンションの前にいるジャック・スケリントンと彼の幽霊犬ゼロのレリーフが描かれています。
ジャック・オ・ランタン、頭蓋骨、お化けの木、クモ、怖いテディも描かれています。
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